2度目のネットランナー(8) 「Web対戦ツールで遊ぼう![2] デッキを組もう」

  • 2020.05.05 Tuesday
  • 15:45

 

■このエントリーは何?

 

この記事は、LCG「アンドロイド:ネットランナー」を遊んだことがあり、Web対戦ツール「jintek.net」に興味がある、または遊んでみたい方向けの簡単な遊び方の解説です。

今回はjinteki.netでのデッキ構築のお話になります。登録方法や遊び方全般などを書いた前回記事を未読の方はこちらからどうぞ

ルールが分からない方や、プレイングや構築について知りたいという方は、下記の過去記事もご参照下さい。

 

[過去記事]

 

「2度目のネットランナー(0) はじめてのネットランナー」

 

「2度目のネットランナー(1) コーポは何すればいいのか?」

 

「2度目のネットランナー(2) ランナーは何すればいいのか?」

 

「2度目のネットランナー(3) デッキをどう組むか? [1] 日本語拡張と構築ルール」

 

「2度目のネットランナー(3) デッキをどう組むか? [2] コーポの構築」

 

「2度目のネットランナー(3) デッキをどう組むか? [3] ランナーのデッキ構築」

 

「2度目のネットランナー(4) 実は知らなかった!?間違えやすい超基本ルール」

 

「2度目のネットランナー(番外編) 日本語環境の禁止・制限カード一覧」

 

「2度目のネットランナー(5) これからはじめる人のための、ネットランナー10の疑問」

 

「2度目のネットランナー(6) NISEIの新拡張で遊ぼう [1] 日本語版ダウンフォールが来た!」

 

「2度目のネットランナー(6) NISEIの新拡張で遊ぼう [2] SystemCoreを使ってみよう」

 

「2度目のネットランナー(7) 色々なカードを日本語で使おう [1] さようならオボカタ」

 

「2度目のネットランナー(7) 色々なカードを日本語で使おう [2] 遅れて来た陰謀3兄弟 」

 

「2度目のネットランナー(8) Web対戦ツールで遊ぼう![1] jinteki.netとは?」

 

 

■こんにちは

 

ごん太です。

ネットランナー大好き人です。遊んでください。

前回、こんなときだからこそネットランナーをネットで楽しもうぜ、とばかりに対戦ツールである「jinteki.net」をお勧めした次第でありますが、皆さん早速ヘビープレイされていますでしょうか。

まだの方は是非前回の記事を参考に遊んでみてください。リアル対戦の興奮そのままに、手軽で無茶苦茶楽しいです。

むしろリアルはカードの管理が大変なので、対戦だけならこれでええやんという感じもあります。

 

さて、jinteki.netも一回遊んで操作方法はなんとなくわかったとして、そうするとそろそろデッキでも組んでみようかとなってくるかと思います。

やはりTCGやLCGはプレイ中だけでなくデッキを組んでいる時も楽しい。あれこれ悩んで組み上げたデッキは1つの作品とも言えるでしょう。個人的には楽しさの半分はデッキ構築にあると思っているくらいです。

というわけで今回はjinteki.netで遊ぶためのデッキ構築方法についてご紹介したいと思います。

 

 

■jinteki.netでデッキを組もう!

 

早速jinteki.netにログインしてデッキを組んでみましょう。

ログイン後に左上のメニュー「Deck Builder」をクリックしてデッキ構築画面を開いてください。

こんな感じの画面が表示されると思います。

 

<デッキリスト>

 

左側がデッキ一覧、右側がデッキのカードリストです。
デッキ一覧は対戦時のデッキ選択と同様の表示です。緑色はフォーマット適合のデッキ、赤色はフォーマット違反のあるデッキです。
デッキ一覧の枠内をクリックすると、デッキのカードリストが右側に表示されます。
カード名にマウスをポイントすると、近くにカード画像が表示されます。
カード名の横に「●」が書かれているカードは他派閥のカードで、その影響値が「●」の数で示されています。派閥によって色が異なります。
リストにもしフォーマット違反のカードが含まれている場合、カード名が黄色で表示されます。

 

<禁止カード>

 

カード名が黄色文字で、横に赤く「×」が書かれている場合、それはMWLの禁止(Banned)カードです。

カード名の横に円形の黄色矢印が書かれている場合、それはRotationによって使用不可になった古いカードです。

いずれにせよ使用出来ないので、編集して削除する必要があります。

 

<同時使用制限カード>

 

デッキの横にユニコーンのマークが書かれている場合、それはMWLの制限(Restricted)カードです。

1種なら問題ありませんが、このマークの付いたカードが2種以上デッキに含まれると、フォーマット違反(赤字の「illegal」)になるので注意しましょう。

 

デッキリストの上の「Delete」ボタンをクリックすると表示中のデッキが削除されます。

画面上の「New Corp Deck」「New Runner Deck」をクリックすると、それぞれの新規デッキの作成フォームを開きます。

また「Edit」ボタンをクリックすると、表示中のデッキを編集します

 

<デッキ編集>

 

デッキの編集画面です。

編集後に「Save」をクリックすると、現在の状態を保存します。

左側が現在のデッキのカード一覧です。カード枚数の左右についている「+」「−」をクリックすると、枚数を増減します。

 

右側が詳細情報の入力欄です。

「Deck Name」にはデッキ名を入力します。デッキ名は他人には公開されないので、好きな様に付けても大丈夫です。

 

「Format」はこのデッキのフォーマットです。詳しくは前回記事をご参照下さい。

今回は「Standard」のデッキを組むことにします。

 

「Identity」はデッキのIDです。フォーマット的に使用できないIDも選択肢に含まれているので注意しましょう。

 

「Add Cards」に入力して「Add deck」をクリックするか、「DeckList」に名前と枚数を直接入力することでカードのデッキ登録が可能です。

このツール、カード名を手入力しないといけないのです。何文字か入力するとインクリメント検索風に左の一覧に表示されるので全文字を入力する必要はないのですが、カード名やその効果をある程度把握していないとこれは難しいと思います。

 

そこで、別のツールで作成してjinteki.netに取り込む手段をお勧めしたいと思います。

その手段として一番ポピュラーなのが、NetrunnerDBで作成する方法です。

 

 

■NetrunnerDBを活用しよう!

 

NetrunnerDBとはネットランナーのデッキやカードなどの情報を総合的に扱うファンサイトです。

ネットランナーを公式準拠(現在はNISEI準拠)でプレイしたり、jinteki.netで遊ぶプレイヤーでこのサイトを見ない人はいないだろうという位メジャーかつ有用なサイトです。

今回はデッキ作成部分のみのご紹介に留めますが、是非活用する事をおすすめします。

では、まずは https://netrunnerdb.com/を開いてみましょう。

 

<トップページ>

 

トップページには「今週の注目デッキ」などが表示されています。

主に最近の大会で好成績を収めたデッキなど、人気デッキのカードリストが表示されています。

トップページに限らず色々と参考になる事が多いのですが、サイトを見て回るのは後にして、とりあえずはデッキ構築画面を開きましょう。

上部の黒い帯のメニューから「My Decks」をクリックします。

 

<ログイン画面>

 

デッキ作成をする場合、アカウント登録が必要です。

「Log in」ボタンの隣の「Registor」をクリックします。既に登録済みの方はユーザー名とパスワードを入力してログインしましょう。

 

 

NetrunnerDBもjinteki.net同様に簡単なユーザー登録で使用可能です。メールアドレスはフリーメール等でも問題ないと思います。二段階認証もありません。

登録すると、デッキ構築画面に遷移します。

 

<デッキ登録画面>

まだ何も登録していないので、左半分は真っ白だと思います。

新しくデッキ構築する時には「+New Corp Deck」「+New Runner Deck」をクリックします。

 

「Import Deck」は他のツールからデッキを取り込む場合です。jinteki.netから逆に移植する場合もここを使います。

取り込み元を「コピペ」「テキストファイル」「Meteorというデッキ構築サイト」から選べます。今回は使用しないので詳細は省略します。

 

「With Selection」はデッキ作成後に「タグ」をつけたり比較したりなどの操作時に使用します。

「Compare」は複数のデッキのカード種の使用枚数などを比較出来ます。ごん太はあまり使いませんが…。

「Tags」はデッキに「タグ」を追加します。「タグ」はデッキが増えた時に整理するもので、ゲーム中に登場するタグとは関係ありません。

デッキ登録画面の下の方にある無数のボタンがその「タグ」です。

 

タグをクリックすると、該当するタグ付きのデッキのみに絞り込んで表示されます。

上記の例では「anarch」というタグの付いたデッキだけが表示されています。

 

「Sort List」は複数のデッキの表示順を切り替えます。登録デッキ数が増えてきたら使いましょう。

 

「Download All Decks」は全てのデッキをテキスト形式でzip圧縮してダウンロードします。ダウンロードしたテキストはそのままjinteki.netにコピペ出来るので、まとめて作ってまとめてコピーする場合は便利かもしれません。

「Upload All Decks」はその逆で、テキストファイルをまとめてNetrunnerDBに取り込むのに使用します。

 

 

■デッキを組もう

 

ではデッキ作成に着手しましょう。

今回はコーポのデッキを作ってみるとして「+New Corp Deck」をクリックします。

まずはIDの選択から始まります。

 

<ID選択>

 

作成するデッキのIDをクリックします。

Rotated及びBannedのカードにはマークが付いています。これらはフォーマット「Standard」で使えないので注意してください。

 

<デッキ構築画面>

 

画面右側がカード選択、左側がデッキのカードリストです。

画面右側のカード名の「Quantity」の枚数をクリックすると、画面左側に選択したカードが表示されます

表示されたカード名にポイントすると、略式のカード情報が表示されます。

 

選択対象のカードは画面右上のアイコンをクリックして絞り込みます。複数選択すると選択したもの全てが表示されます。

左からハースバイオロイド、ジンテキ、NBN、ウェイランド、そして一番右がニュートラル(中立)カードです。

 

こちらはカード種を示します。

左から計画書、資材、アイス、ID、任務、強化です。

 

選択したカードが他派閥の場合、カード名の右側に使用する影響値が「●」の数で表示されます。

この辺はjinteki.netのデッキ構築画面と同様です。

 

影響値の最大と現在値はIDカードのイラストの横に表示されています。

XX influence spent (max YY, available ZZ)

XXが使用している影響値、YYが最大値、ZZが残りです。

計画ポイント、デッキのカード枚数も表示されているので確認しながらカードを増減しましょう。

 

画面左下の「Legality」では「MWL」によるカード制限を選択可能です。

フォーマットごとに沿ったものを選択しておきましょう。

 

<MWL選択>

 

初期状態では最新の制限が選択されているので、フォーマット「Standard」「Core Experience」で使用するデッキの場合は変更する必要はありません。

フォーマット「SnapShot」または「SnapShot Plus」の場合は「NAPD MWL2.2」を選んでください。

それ以外のフォーマットのMWLは存在しない、または選べない(Eternal MWLは用意されて無いようです)ので、それらは「Casual Play」を選んでおきましょう。

 

画面右上のメニューの「Collection」では構築に使用するセットの選択が可能です。

 

<構築セット選択>

 

初期状態では最新のRotationに対応しているため、フォーマット「Standard」の場合は変更する必要はありません。

また「Current CardPool」をクリックした場合も、Standardに適した最新の状態に設定されます。

フォーマット「SnapShot」の場合は「SystemCore2019」「Ashes」「Magnum Opus」を外し、「Revised Core Set」「Creation and Control」「Lunar」にチェックを入れましょう。

フォーマット「SnapShot Plus」の場合は上記の「SnapShot」に「Magnum Opus」を追加しましょう。

フォーマット「Core Experience」の場合「SystemCore2019」にチェックし、それ以外のチェックは全て外しましょう。

 

<Rotationの有無、基本セットの使用数設定>

 

更にフォーマット「Core Experience」の場合、「Setteing」メニューで「1セットのみ」の制限を加えましょう。

右上メニューの「Setting」をクリックしてください。この中の「Use 1 Core Set」をチェックします。

それ以外のフォーマットでは「Use 3 Core Set」のままで良いと思います。

 

「Eternal」「Classic」の場合は更に「Check for Rotation Compliance」のチェックを外します

「SOCR」の場合は「Show Cache Refresh format compliance」にチェックしましょう。

 

フォーマットごとの設定を行ったら、前述の方法でカードを追加、編集していきます。

「右側のカード選択を絞って枚数選択」→「左側のカード一覧でデッキ内の枚数などをチェックしながら削る」を繰り返し、デッキを組み上げましょう。

左側のカード名をクリックすると、その詳細と共に枚数選択が表示されます。

このウィンドウで枚数の調整が可能です。後からカードを削りたいときなどに便利です。
 

デッキが完成したら、保存する前に右側上部のメニューの「Notes」で、デッキに「タグ」を付けることが出来ます。

「Tags」欄にタグ名を入力しましょう。初期状態で派閥名(「anarch」「NBN」など)が書かれています。

追加する場合は現在入力されている文字に続けて半角スペースを空け、続きから入力してください。既存に無い名前を入力した場合、自動的に新しいタグとして登録されます。

特にタグを付けて分類したいという事がなければここはそのままでも良いと思います。

「Notes」はメモ欄です。

 

最後にデッキに名前を付けて保存します。

 

デッキ名は公開しなければ自分にしか見えないので何でも良いでしょう。

最後に「Save」をクリックして保存します。

 

 

■Jinteki.netにコピーしよう

 

仕上げに、NetrunnerDBで作成したデッキをjinteki.netに取り込みましょう。

先ほど作成したデッキをクリックして、デッキリストを開きます。

 

 

下の方にある「Jinteki.net format」というボタンをクリックしましょう

 

デッキのカード一覧がテキストで表示されるので、全選択、コピーをしましょう。

枠内をクリックして「Ctrl+A」→「Ctrl+C」が簡単です。)

 

続いて、jinteki.netのデッキ編集画面を開いて「Decklist」内に貼り付けをします。

枠内をクリックして「Ctrl+V」が簡単です。)

 

IDの横に緑色で「Standard legal」と表示されている事を確認しましょう。

問題無ければ「Save」をクリックします。

これでデッキは完成です。

 

 

■デッキサンプル

 

最後に、ごん太が初心者の方向けに作成した、「Standard」で使えるサンプルデッキをご紹介したいと思います。

と言うのも、jinteki.netに初期状態で登録されているデッキには使い方の難しいカードも含まれており、あまり初プレイには向いていないのではないかと感じています。

そこで「収入」にポイントを絞り、余計な効果を削って「Weyland」と「Chaos Theory」のデッキを改良してみました。

 

何回か回してみましたが「お金が尽きて詰まる」という事はほとんど無く、比較的スムーズにプレイできるかと思います。

良かったら使ってみて下さい。

以下にjinteki.netにそのまま貼り付けられるフォーマットで置いておきます。

 

[コーポ]

・Weyland Sample Deck

-----------------------

3 Priority Requisition
2 Hostile Takeover
3 PAD Campaign
3 Ice Wall
3 Spiderweb
3 Enigma
2 IPO
3 Blue Level Clearance
1 Hadrian's Wall
3 Archer
3 Beanstalk Royalties
3 Project Atlas
3 Hortum
1 SSL Endorsement
3 NGO Front
2 Oversight AI
2 Guard
2 Biotic Labor
3 Hedge Fund
1 Digital Rights Management

-----------------------

 

[ランナー]

・Chaos Theory Sample Deck

-----------------------

3 Armitage Codebusting
3 Rezeki
3 Sure Gamble
3 Liberated Account
1 Tinkering
3 Gordian Blade
3 Corroder
3 Na'Not'K
3 Build Script
3 Dirty Laundry
3 The Maker's Eye
3 Diesel
3 Daredevil
3 Daily Casts

-----------------------

 

 

■おわりに

 

今回はNetrunnerDBでの構築方法をご紹介しましたが、ごん太個人としてはこの他に、iOSアプリの「NetDeck」というものも併用しています。こちらはスマホで移動中などに気軽に作れるという点と、jinteki.netやNetrunnerDBに連携が可能で、ワンクリックで転送できる点が気に入っています。興味のある方はApple Storeで探してみてください。

(ただし、iOSのみでAndoroid用ではリリースされていないようです。)

 

冒頭で「こんなときだからこそ」と申し上げましたが、ごく個人的には今だけでなく今後はずっとjinteki.netはネットランナーの主流になっていくのではないかと思っています。

むしろ、本来ならネットを利用したアナログゲームの主流の1つになり得るものではないでしょうか。「言葉のいらない駆け引き」が得意なネットランナーは、もともと空間や国境すらも超えるオンラインプレイに適したものだと思います。

これからのボードゲームやカードゲームは「集まって遊ぶもの」から、よりプライベートな遊び方に移行していくのかもしれません。

そんな中で、あんまり深く遊んでこなかった、または今まで興味の無かった方にも是非ネットランナーにチャレンジして欲しいと思い、記事を書き続ける次第です。

ここまで読んで下さってありがとうございました。

 

次回予定の内容は未定ですが、また初心者〜初級者向けのものにしたいと思っています。

 

ごん太

 

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