2度目のネットランナー(6) 「NISEIの新拡張で遊ぼう [2] SystemCoreを使ってみよう」

  • 2019.11.02 Saturday
  • 20:34

 

■このエントリーは何?

 

この記事は、LCG「アンドロイド:ネットランナー」日本語版を何度か遊んでおり、かつ拡張を大体揃えていて、新拡張に興味がある、または遊んでみたい方向けのエントリーです。

主に基本セット「SystemCore2019」の一部カードの日本語版プロキシの公開、および簡単な説明を行っています。

全くの初心者の方や、遊び始めたばかりでプレイングや構築について知りたいという方は、下記の過去記事をご参照下さい。

 

[過去記事]

 

「2度目のネットランナー(1) コーポは何すればいいのか?」

 

「2度目のネットランナー(2) ランナーは何すればいいのか?」

 

「2度目のネットランナー(3) デッキをどう組むか? [1] 日本語拡張と構築ルール」

 

「2度目のネットランナー(3) デッキをどう組むか? [2] コーポの構築」

 

「2度目のネットランナー(3) デッキをどう組むか? [3] ランナーのデッキ構築」

 

「2度目のネットランナー(4) 実は知らなかった!?間違えやすい超基本ルール」

 

「2度目のネットランナー(番外編) 日本語環境の禁止・制限カード一覧」

 

「2度目のネットランナー(5) これからはじめる人のための、ネットランナー10の疑問」

 

「2度目のネットランナー(6) 「NISEIの新拡張で遊ぼう [1] 日本語版ダウンフォールが来た!」

 

 

■こんにちは


ごん太と申します。

いつも読んで下さっている方、いましたらありがとうございます。半年ぶりの更新となってしまってすみません。けれど、ネットランナーに対する情熱は失っていないのでご安心ください!

 

はじめましての方、もしもいましたらよろしくお願いします。

僕はボードゲームやTCGなどが大好きです。かつてはTRPGやプレイバイメール、人狼なども遊んでいました。

ネットランナーはいまだにネット対戦やリアルで友人たちと遊び続けています。理由はこのブログでは何度も申し上げていますが、面白いから、そして他のゲームでは味わえない楽しさがあるからです。

公式リリースが終了し、日本語版もメーカー在庫切れとなった今でもその独特の楽しさは変わりません。遊んでいただける方も随時募集していますので、ご興味ある方はこのブログのコメントまたはTwitter(@takabomb)までご連絡ください。

 

さて、ネットランナーは現在では「NISEI」という有志組織が運営している事、NISEIから新たな拡張「ダウンフォール」が(無料で!)リリースされている事は前回「[1] 日本語版ダウンフォールが来た!」でご紹介しました。

NISEIは「Standard」というプレイフォーマットを制定し、現在は原語環境のデファクトスタンダードとなっています。

「ダウンフォール」も本来はこの「Standard」でプレイされる事が前提となっています。ところが、ダウンフォールは日本語版がリリースされているのに、「Standard」で使用する基本セット「SystemCore2019」は日本語版が存在しません

そのままだとダウンフォールが遊べなくなっちゃうので、SystemCore2019抜きでとりあえずこんな感じでやってみるのはどうですか、というところまでが前回のお話です。

 

今回はSystemCore2019に採用されているカードの内、日本語版に存在しないカードの日本語訳をpdfとして作成しました。元々は身内用にと進めていたものですが、せっかくなので良かったら使ってみてください。

 

 

 

■SystemCore2019日本語差分カード 

 

SystemCore2019JP PDF(GoogleDrive)リンク

上記のリンクからPDFファイルをダウンロードして下さい(合計5ファイル)。

※Zipファイルのためプレビューがエラーとなる事がありますが、そのままダウンロードして下さい(約68M)。

<2019/11/24 ミスを数カ所修正しました。>

 

印刷、裁断、スリーブ詰めなどが必要なのは前回ご紹介した「ダウンフォール」と同様ですが、各カード1枚ずつの構成となっていますので、各ページ3枚ずつ印刷が必要になります。

使用に際しては以下の点にご注意ください。

 

・ごん太による私家訳です。お問い合わせやご指摘等がある場合は、このエントリーのコメントまたはTwitterにて必ずごん太あてにお願いします。

 

・PDFファイルは予告無く変更または削除する場合があります。

 

・前述の通り、アークライトからリリースされている日本語版に存在しないカードのみとなっています。全て揃えるには基本セット1版、2版の他幾つかの拡張セットが必要です。詳しくはコチラの一覧をご確認ください。

 

・訳出の方針、特にカード名については製品等の日本語版に比べてカタカナ語を多用しています。これには原語版と出来るだけ呼称の統一を図りたいという意図があります。

 

 

■MWL3.4について

 

・SystemCoreを使用したフォーマット「Standard」ではStandard MWLによって禁止・制限カードが指定されています。

2019年11月時点のMWLは3.4です。コチラにMWL3.4の日本語版での一覧を用意しましたので、併せてご確認ください。

 

 

■Magnum Opus(ミニ拡張)について

 

FFG運営時代の2018年の世界大会の折に、「Magnum Opus」というミニ拡張がプリント&プレイとして公開されましたが、同拡張がNISEIからアートを一新して再リリースされました。

なんとその際に、嬉しいことに同時に日本語版もリリースされました!やったね!

翻訳は「ダウンフォール」を担当された日本人の方です。また日本に縁の深いNISEIスタッフの方もご尽力されているとの事です。

お2人には多大な感謝を述べたいと思います。ありがとうございます!

Magnum Opusの日本語版はコチラからダウンロードできます。

(※尚、MWLによる禁止カードも含まれているのでご注意下さい![2019年11月時点])

 

■アップライジング・ブースターパックについて

 

NISEIの拡張についてもう1つ。ダウンフォールに続いてリリース予定の拡張「アップライジング」から先行で7枚のカードが「ブースターパック」として公開されています。そしてコチラにも日本語版が用意されています!またまたありがたいことです。

ダウンロードして、是非デッキに加えましょう!

 

■SystemCore2019注目カード

 

ではここで、SystemCore2019で追加されたカードのいくつかのカードをピックアップしてご紹介したいと思います。

 

・クエストコンプリート (Quest Completed)

 

SystemCore2019の中でもごん太お気に入りの1枚です。

いつでも使える強カードというわけではありませんが、勝負処でピンポイントで活躍してくれる渋さが光ります。

得点勝利を目指す多くのコーポは、後半になるにつれて遠隔サーバーの守りを厚くしてくる事でしょう。特にフィニッシュとなる最後の1枚に至ってはとんでもない枚数のアイスで守ってくる事が多々あります。遠隔サーバーの上にだけ恐ろしい枚数のアイスが置かれている絶望的な盤面に見覚えは無いですか?

そんな時に逆転の一手となり得るのがこの「クエストコンプリート」です。

上記の様な状況では、中央サーバーの守りはやや手薄になっているでしょうから、そこを突いてランを通し、このカードを使って本命の遠隔サーバーの計画書に直接アクセスするのです。

これが決まって勝った時の「してやったり」感は他に代えがたいものがあります。

 

 

・リーラ・パテル (Leela Patel) 

 

419と双璧を為すクリミナルの強IDがやってきました。

能力のトリガーがコーポかランナーの得点時のため使い難い様にも思えますが、少なくとも1ゲーム中に4、5回は勝手に発動するので嫌がらせとしてはかなりのものです。

アイスはもちろん、アドバンス済の計画書等も戻せるのが強力で、「地道な作業」などの複数アクセスでHQから計画書を盗んだ際に、遠隔サーバーの計画書をHQに戻して連続得点といった使い方も可能です。

存在するだけでコーポに大きなプレッシャーを与えられる、SystemCoreでも屈指のIDと言えるかと思います。

 

 

・R&Dインターフェース (R&D Interface)

 

シェイパーにとってStandardフォーマットへ移行しての最も大きな痛手と言えば、フィニッシャーである「索引付け」の削除でしょう。

代わりに追加されたのがこのカードです。単発での得点力は索引付けに敵いませんが、複数枚インストールしたり「造物主の目」「ニヤシア」などと併用する事で、継続的に複数アクセス可能な体制を作れます。

索引付けの性能が壊れていると言えば壊れていたので、上手いバランシングがされたのではないかと思います。

 

 

・マリリンキャンペーン (Marilyn Campaign)

 

「キャンペーン」シリーズで飛び抜けて使いやすいのがこのカードです。

何せトラッシュに3コスト掛かるのにR&Dにすぐに戻ってしまうのですから、ランナーも捨てる気が失せてしまいます。

毎ターン収入が2クレでレゾコストも同額なので、たとえトラッシュされてもコーポには何の損もありません。ほぼノーリスクで差し引き6クレの収入が得られる強力な金策と言えるでしょう。

何故か影響値が1なので、他派閥でも気軽に3積み出来ます。

 

 

・ジンテキ:完全の複製 (Jinteki: Replicating Perfection)

 

使い方が難しいものの、面白い能力を持つジンテキのIDです。

遠隔サーバーにランしたいランナーに対して、先に中央サーバーへのランを強制します。

パッと思い付くのがSystemCoreで同時に追加された「モウセンゴケ(Sundew)」とのシナジーですが、中央サーバーの最外殻を全てダメージ系のアイスで塞ぐなど、工夫次第で色々な嫌がらせが出来るでしょう。

ランナーからすると、遠隔サーバーの資材をトラッシュするために余計なランを課せられるだけでも嫌なものです。

尚、中央サーバーへのランは完遂する必要は無く、1つ目のアイスの「ランの終了」を受けて帰ったり、2つ目の手前でジャックアウトした場合などでも条件を満たすので注意しましょう。

 

 

・デイリー・ビジネス・ショウ (Daily Business Show)

 

ドローの質を上げてくれる強力な資材です。

かつてのコーポ最強のサポートカード「ジャクソン・ハワード」がローテーションによって使え無くなった際、ごん太は代替としてこのカードをほとんどのデッキに積んでいました。

尚、2枚インストールした場合「3枚引いてその内2枚を選んでR&Dの底へ置く」という動きになります。

単にドロー枚数を増やすだけだと計画書事故が発生しますが、これは戻す動作がセットのためセーフィティかつデッキを意図通りに運用出来るようになるでしょう。

トラッシュコストが高く、ランナー側に直接的な害が無いため、コストをかけて捨てるのに躊躇してしまう点もポイントが高いと思います。

何故か影響値が1なので、他派閥でも余った影響値で気軽に投入することが出来ます。

 

 

・監視AI (Oversight AI)

 

アイスのレゾコストをタダにする夢のカードです。ブレイクされた時にトラッシュされるマイナス要素を付加しますが、「ハドリアンズウォール」などの高コストのアイスをゲーム開始直後にレゾ出来る事を考えれば、軽すぎるくらいのデメリットではないでしょうか。

また、SystemCoreで同時に追加されたID「ブルー・サン」の能力でレゾしたアイスを回収すれば、いきなりとんでもない額のお金を手に入れる事も可能です。

プレイコストも影響値も安く、使いやすくてインパクトの大きいカードだと思います。

 

 

■おわりに

 

今更NISEIの基本セットの日本語訳なんか公開してもどこにも需要は無いんじゃないだろうか、必要な人は英語版で遊んでるし、日本語版プレイヤーはそこまで求めないだろう、そもそもSystemCore自体もうすぐ2020がリリースされるはず…という思いもありましたが、日本国内のネットランナーの灯を消さないためにも、地道に出来る事をやっていこうと気を取り直し、なんとか公開するに至りました。協力してくれた友人達には感謝致します。

冒頭にも書きましたが、ネットランナーは他のTCGやボードゲームに代え難い楽しさがあります。公式リリースが終了して徐々に廃れていくのは仕方ないとしても、全く遊ばないのは本当に勿体無い。

これからも是非ゴリゴリと遊んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。

次回は「アップライジング」関連か、WEB上の対戦ツール「jinteki net」のご紹介をしたいと思っています。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

ごん太

 

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  • 2019.11.24 Sunday
  • 20:34
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    コメント
    ごん太様

    更新お疲れ様です。
    カードの日本語訳、最高に助かります!
    公開してくださってありがとうございます。

    新環境でのネットランナーを楽しみたいところですが、
    基本セット1版の入手難度が高いですね・・・w
    なんとかして遊ぼうと思います!
    • ミカヅチ
    • 2019/11/19 5:28 PM
    >ミカヅチさん
    コメントありがとうございます。
    仰る通りで、特に基本セット1版を持っていない方に厳しい点は心苦しいです。今だと中古でもなかなか見つからないですよね…。

    代替案として、持っていないカードについてはとりあえず「proxynexus」等で英語版を印刷頂いて、スリーブに簡易的な和訳文(日本語版のカードテキストはネットで探せると思います)を差し込むなどして頂ければ、と思います。
    • ごん太
    • 2019/11/22 10:19 AM
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